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晴れのち雨のち

晴れのち雨のち

読ませていただいた本

病気になってから、同じ病になられた方々の本を読ませて頂くようになりました。私が読ませていただいた本をご紹介します。


【余命3ヶ月のラブレター】鈴木ヒロミツ(幻冬社, 2007)

肝細胞がんで天国にゆかれる直前、ヒロミツさんが語られた言葉をおこした本です。家族への愛、楽しく生きるとはどういうことか、を伝えてくれる胸に響く素敵な本です。

【東大のがん治療医が癌になって】加藤大基・中川恵一(ロハスメディカル, 2007)

34歳で肺癌に罹患された、東大の放射線医の加藤大基さんが、ご自身の病気について、日本医療のあり方について書かれた本です。自分と同じ年齢で癌になられた加藤さんの手記は癌の種類こそ違え、感じるところが大きい本でした。若くして癌になる不安、医療・医師のあり方を考えさせられる本です。

【僕はガンと共に生きるために医者になった】稲月明(光文社新書, 2002)

41歳で肺癌末期と診断された、医師、稲月明さんが、ご自身のホームページで語られた言葉達をまとめられたものです。辛い状況の中も語られる言葉のひとつひとつは重く、QOLと癌治療のあり方を考えさせられます。

【余命一ヶ月の花嫁】TBS「イブニング5」(マガジンハウス, 2007)

23歳で乳がんと診断され,24歳で旅立たれた長島千恵さんの,告知,彼との出会い,友人が企画してくれた結婚式のこと,
千恵さん自身の言葉,お父様をはじめとする周りの方々の言葉などが,取材クルーの視点からまとめられた本です.
千恵さん自身の温かで素敵な人柄が,伝わってきて,読み進めるのに涙が止まりませんでした.
人が幸せに生きる,とは何をもって言うのだろう,と考えてしまい,
また,同病であるが故に,重ね合わせて読んでしまう部分もあり,
本を読んだ日は少し落ち込んでしまいました.
しかし,病と闘いつつも,素晴らしい人たちに囲まれ,愛された千恵さんの幸せを,
どうしても読んで理解し知ってあげることが,少しでも天国の千恵さんへのはなむけになるのではないか,
と思い,この本を手に取りました.
「みなさんに明日が来ることは奇跡です」という千恵さんの言葉が,胸にずっしりと響きます.




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